2014年8月2日土曜日

イスラエル vs ハマスは文明の衝突最前線。

今日現在でもイスラエルハマスの情け容赦ない紛争は続いている。

この紛争自体はイスラエルハマスの問題なのだが、その犠牲者はパレスチナ自治区の住民という不条理。何故、ガザ市民を不幸のどん底に突き落としてまで、イスラエルハマスは戦うのだろう。

ハマスの最終目標はイスラム原理主義組織として中東全域にイスラム国家を建設すること。そのハマスにとってのイスラエルはイスラム国家建設における邪魔な存在でしかない。ガザ市民にしても、ハマスにとってはやはりイスラム国家建設という最重要課題の前には取るに足らない存在なのかもしれない。

だから、未来への希望を失い、イスラエルへの憎しみばかりが募ったガザ市民を自爆テロに誘ったりしている。

つまり、イスラム原理主義組織をテロ組織として忌み嫌い、何としてでも、世界規模での文明の衝突を避けたい欧米諸国から見ると、ハマスイスラエルの戦いは、欧米諸国とイスラム原理主義組織との代理戦争、いわゆる文明の衝突の最前線でもあるのだろう。欧州各国がイスラエルの強硬姿勢を批判するのは、ハマス側に正義があるからなのではなく、ガザ市民に多大な犠牲者が生まれることで、結果的にイスラム原理主義組織ハマスが利することを恐れてのこと。イスラエルへの憎悪は、イスラム原理主義組織への支持拡大にしかならないからだ。

この世界地図を見ながらイスラエルが中東から追い出された時のことを想像してみよう。

イスラム原理主義組織が中東全域を掌握してイスラム国家を建設することは、イスラム原理主義組織が世界の石油を支配することを意味している。それは世界のエネルギー事情を一変させて大混乱に陥らせるには充分な効果がある。膨大な石油を消費して成り立っている世界経済は何もかもが破綻してしまう地獄絵図状態を見ることになる。そして、頭に思い浮かぶのが第三次世界大戦。このように予想される最悪のシナリオを阻止するには、まずイスラエルハマスとの戦いに勝利することも必要なのだ。

逃げ惑うガザ市民の姿は、第三次世界大戦文明の衝突で逃げ惑う我々自身の姿でもある。

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